僕はプロでもなんでもないが、最近マーケ関係の方と接点を持つことが多い。
そこで、商売を行う上で避けては通れないマーケティングについて考えてみた。
まずは言葉の定義をWikipediaで引いてみよう。
「企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、『顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動』の全てを表す概念である。」
ちょっと固い言葉なので、プロの言葉を借りて分かりやすくすると次のような表現になる。
「良いものを分かりやすく伝えること」
この言葉を二つに分解する。
①良いもの
②分かりやすく伝える
なるほど。
まずは良いものでないとそもそもマーケティングの対象にならないということだ。
企業として、良いものを作らないといけない。
誰にとってどんな価値があるのか等の細かい設定は置いておいて、
議論の余地はないところだと思う。
そして、分かりやすく伝える。
誰に何をどうやって伝えるかが大切になってくると思うが、まずWebを切り口にして考えてみよう。
世界のブラウザ勢力図
http://yachin29.hatenablog.com/entry/2015/05/09/070648
上記の図を見れば一目瞭然だが、WebマーケティングにはGoogleの検索アルゴリズムが切っても切り離せない。
そのGoogleのアルゴリズムは「検索ユーザーが素晴らしいサイトを見つける」ために改善を続けている。
ペンギンアップデートとは
http://bazubu.com/penguin-update-18668.html
Webの世界での小手先のSEO対策は時間の経過とともにどんどん無意味なものになっていく。
これは身近な世界に置き換えても同じだ。
自分が良いと思ったものは知人に伝えたいと自然に良さを伝える。
得られた価値に対して値段が高すぎるとか店員の態度が悪かったとか、ネガティブな情報も同様に伝わりやすい。
その結果が顧客の絶えない状態に繋がっていく。
一見さんお断りの老舗寿司屋がまったく宣伝をしなくても予約で一杯。
トップセールスマンは営業活動をしなくても(評判で)仕事が舞い込んでくる。
大田区の零細企業にグローバルトップメーカーから依頼がくるetc
確かな戦略と技術を手段を用いて「顧客が絶えない状況」に持っていくのが、
プロのマーケターの仕事であろう。
翻って、僕たちのようなサプライヤーは、「良いもの」を創るのが使命だ。
ここに終わりはないし、妥協は許されない。
それでは、Good Luck!
P.S.
もうお一方のプロにまた別の言葉を頂いた。
マーケティングとは「商品を(消費者が)欲するようにすることである」
この言葉になってくると、より広く、深い。
寡占状態の石油企業と競争激しい小売業ではマーケティング戦略は全く異なる。
100年続くブランディングという時間の切り口
シニアか若者かという顧客層
プロダクトや時間や顧客という観点での切り取り方でもそれぞれ最適解は異なる。
プロダクトの数だけマーケティングがあり、奥が深い。
ベンチャー経営者と語り合う「X-エックス-」に最適なマーケティング解があれば
ぜひ教えて欲しいですw