2015年10月

タイミングは”選べない”

bsN745_irouzakishibuki
最近、知人とのやり取りで感じたことをここに綴りたい。
大きな決断をする時 、自分で選択していると思っているが、詰まるところそれは大きな潮流の中で”流されている”のかもしれない。


僕のことを振り返ると大きな決断に一つ、起業が挙げられる。


今も含めて自分の意志は明確に存在する。
ただ、それは本当に自分で選んでいるのだろうか?と一抹の疑問も浮かぶ。

起業のアイディアは妻が妊娠した時に子供の成長を想像したら浮かんできた。
アイディアの要素を辿ると、僕が法人営業をしていた期間の経験が大きな比重を占める。
然し、インスピレーションの発端も含めて外部要因だ。


前職を辞職するタイミングも結局選べなかった。
僕は、プロダクトの開発を終えてからこの6月に辞職を申し出るつもりだった。
然し、4月の人事異動でVCのフロントに立つことになった。
この異動まではフロント投資担当者のサブポジションだったので起業を考えていた僕でも心の中で折り合いをつけて仕事をすることができた。
ただ、フロントに立つと話は別だ。
資金調達をしたい起業家に対峙するのに、起業する意志が固まった僕は不適当だと思った。
また、期待をしてくれている会社に対してもこれ以上僕が会社に留まるのは不適切だった。
なので、準備が整っていない不安はありつつも、4月の初旬に辞職を申し出た。
結果、想定よりも2ヶ月早く会社を辞めることになった。

ただやはり、この辞職申し出の決断も外部要因が大きい。


人が生きる上で、他者や社会との関わり無しには何も語れない。
深いところでは、自己と他者の境界がどこにあるのかという話になってくるのかもしれない。
ただ、今の僕は”タイミングは選べない”=”大きな潮流に流されている”ということを感じている。





それでは、Good Luck!






P.S.
こから述べるのはサブ的な要素だが、”大きな潮流”に流された結果、良い方向に進んでいると感じている。

【ローンチのタイミング】
起業のアイディアが2年半前に降りてきてから、実際に起業するまでに2年かかった。
サービスをローンチする時は「遅すぎても、早すぎてもダメ」なので、今考えると起業までの2年という期間があって世の流れとマッチする丁度良い時期になったと考えている。

【辞職申し出のタイミング】
上記に連なるが、今振り返ると、4月初旬のタイミングがベストだったと思う。
所属会社、投資先、自社と3社にとって最もバランスが取れた状態(もちろん、辞めることで迷惑はかけているのだが、迷惑を最小限に抑えられたという意味)で新たな一歩を踏み出すことができた。

この過程で多くの方に支えられて今がある。
結果的に良い方向に進めることができているのも応援してくれる方々のお陰である。
改めて感謝してます。



 

意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)

bsMOK_turara

ここ1〜2ヶ月くらい、"意識と無意識"について考える機会が多かった。
これはとても大切なフレームワークの一つだと思うので、ここで少しその考察を記述しておきたい。


心理学では、「意識」と「無意識」は、よく海の中の氷山に例えられ、氷山の海面上に出ている1~2割の部分が「意識(顕在意識)」で、氷山の海面下に潜って見えない8~9割の部分が「無意識(潜在意識)」と言われているらしい。

多くの人は、大人になるにつれて意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)の間に膜のようなものを張り、潜在的な欲求をコントロールしようとする。

例えば、組織全員が参加する全体朝礼で、本心(潜在意識)では「この朝礼に出たくないな。」とか「眠い」とか人には言えない欲求を抱えているけれども、社会や組織に適合するために規律を守る。
意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)という両者を認識する時もあるし、認識せずに機会的に行動しているということも感覚的に多い気がする。

家を出てしばらくして「あれっ、玄関の鍵を締めたかな?」と不安になって戻ってみるとちゃんと鍵がかかっていることがたまにある。
これは、無意識下で行動しているが故に、意識を働かせて思い出そうとしてもできない例の一つであろう。

30歳という年齢を境に多くの人が環境の変化に直面していく。
仕事で部下を持ったり、結婚して子供ができたり、体力的な分岐点だったり、その変化は人によって様々だ。
その変化の過程で抑圧してきた"無意識(潜在意識)"が吹き出すことがある。

逆にそこまでの段階で"無意識(潜在意識)"に向き合い、"意識(顕在意識)"と統合していくことで精神的な安定を得ることができる。

このフレームワークは考え方の整理をする上でとても有用なツールの一つだ。






それでは、Good Luck!


 

何故'飯を食う’ことに絞ったのか?

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うちのサービスベンチャー経営者と語り合う「X-エックス-」は一つの側面として'飯を食う'ことに特化したサービスだ。

何故なのか?

最初の発想は'同じ釜の飯を食う'と仲良くなるよね!という結構シンプルなものだった。
出会いを紡ぎ出すのがサービスの根幹なので初対面の人が仲良くなるにはは有効かなと。

こう思っていると、飯に関する情報がアンテナに引っかかってくる。
その中で最も心を惹きつけられたのは次のような考え方だった。

「食事」とは世界と繋がることである。
人間にカラダは新陳代謝を繰り返し、10年前と今ではカラダを構成する物質は全て入れ替わる。
カラダを構成するのは食物から得られる栄養素である。
食物には動物と植物がある。
モノ食すことは他者を殺し、生命エネルギーを体内に取り入れることだ。
全てのものは循環している。

普段、ここまで考えて食事をすることはあまり無い。
ただ、その通りで僕たちは牛や豚・鳥・魚などあらゆる生き物を殺し、そして食している。
生きる上で必要な行為だ。

だからこそ、その大事な行為を一緒にするのは重みがあることであり、'同じ釜の飯を食う'という言葉があるのだろう。


僕は起業以来、150人くらいとランチ・ディナーを共にしている。
このX-エックス-のサービスを一番使っているのは僕だという自負がある。
実感として思うのは、ただ会うのと違い、一緒に食事をすると印象に残るということだ。

銀座のレストランで食べたお肉とワインで起業祝いをしてもらったり、
大門のフレンチで肉を食べながらグサッとくる言葉をもらったり、
渋谷で500円のピザ食べて前向きな起業家のエネルギーを感じたり、
茅場町で250円のお弁当に衝撃を受け、同じ想いを持つ人がいるのを知ったり、
六本木で食べたカツでシンクロニティを感じる方がいたり、



・・・他にもたくさん



場所と食べ物と連動して出会った人のことが記憶に残る。


実際にサービスを始めてみて、分かることも多い。
仮説が当たり外れや、より深いところが分かったりする。


やっぱり、起業って面白い。







それでは、Good Luck!


 
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