僕には2歳の娘がいるんですけどね、最近、娘に救われているのかもしれないと思うんです。
何故か今の気持ちを残しておきたいという気分がして筆を取りました。
前職の会社を辞めて5ヶ月が経過。
5月、サービスローンチに向けて急ピッチで準備し、会社を設立。
6月、サービスをローンチする。
走りながら考え、考えながら走る。
9月、一つの結果が出る。
今ここです。
起業するのは僕にとって初めての経験です。
誰に指示されるわけでもない。
何をしようと自由。
但し、一つだけ制限があります。
Money is Time
キャッシュが尽きたら終わり。
始めたら最後、砂時計の砂は常に減っていく。
例えるなら時限爆弾を抱えてゴールのないマラソンを走るような感覚ですかね。
こういう状態だと、走るペースを守るのが難しいのだと思います。
時間を加算できる給水所に早く辿り着きたいけど、急ぎすぎると体力が持たず
立ち止まって休憩しなければならないかもしれない。
僕にとって、娘がこのバランスを取ってくれている気がするんです。
朝保育園に送っていくんですけど、保育園って子供だらけで僕にとっては別世界です。
今年2歳になる子が集団生活してるんですよね。
みんなで散歩に行ったり、ご飯を食べたり、防災訓練したり。
あんなに小さいのにそこにはちゃんと社会がある。
そういう空気に触れるだけでどこか緊張が緩む。
また、休日は基本的に一緒にいるんですけどね。
子供といると全力で取り組まないと乗り切れないんですよね(笑)
ご飯食べさせようとして「要らない!」とか。
おせんべいが欲しいとか。
眠たくて泣くとか。
トイレに行かなかったり。
公園から帰ろうとしてもまだ「滑り台やる!」といって中々帰らない。
お風呂に入れようとしたら「疲れたの!」といってそのまま寝ようとする。
お風呂に入ったら今度は寝ないとか・・・
もうむちゃくちゃw
大変なことが多いんですけど、喜びも大きいです。
笑顔になるだけで癒される。
「ありがとう」「ごめんなさい」と言えるようになったり。
寝顔が天使のようだったり。
(恥ずかしいのでいい方はこのくらいにしておきます)
休日に子供と向き合うことで、緊張感から解放される面があるんです。
そして、月曜からまた頑張れる。
思い返せば、2年半程前、妻の妊娠が分かったタイミングでこう考えました。
この子が大きくなった時に「お父さん、仕事楽しい?」って聞かれたら
僕は自信を持ってYESと答えられるだろうか?
その時の答えはNOでした。
すると、そのすぐ後に今の事業のアイディアが降りてきたんです。
なんとなく、娘が運んできてくれたような気がしました。
起業してから大変ですけど、今まで生きてきて一番楽しいです。
娘が生まれてから、子育てって本当に大変でした。
特に最初の半年。
赤ちゃんが自分で眠れないとか理解できなかったですしね。
人間を試された。
それを乗り越えて大きくなれた。
この9月で娘が2歳になりました。
僕は娘に救われているのかもしれません。
P.S.
当然、妻には頭が上がりません。