会社を辞めてから2週間が経った。
この2週間で自分を取り巻く'時間の流れ'が加速度的に変わってきている。
"今"でしか感じることのできない感覚があると思うので、今日筆を執ることにした。
僕は2年と少しの間、起業に向けて準備をしてきた。
違い分かりやすくするために、'起業を思い立つ前'と'会社を辞めた今'を比べてみたいと思う。
前者では、明確に「平日の仕事」と「休日のプライベート」が分かれていた。
後者では、その垣根が無い。
何故なら、プライベートの中に自分の事業があるからだ。
まず、これが決定的な違いだ。
この点がまさに、「仕事」と「事業」の違いなのだと思う。
〜働き方〜
では、働き方の観点では何か違いがあるのだろうか?
前者の時代、僕は一生懸命仕事に取り組んでいた。
目の前の顧客と会社、そして、自分のポリシーが交わる点で最大限に力を尽くしていた。
必要であれば休日に仕事をすることも厭わなかった。
たくさんの仕事(量)をしているという認識があった。
後者ではどうだろう。
今の僕にとって最も大事なのは事業のvisionを実現できるかどうかということだ。
もはや、かける時間の量や質の問題というよりは、結果を出せるかどうかという話である。
どれだけ働いたとか、どれだけ考えたかとかもはやどうでもいい話に思える。
その中で、上記エントリーで書いた戦略的に休むことも大事だ。
ただ、このエントリーで書いているように既に僕にとって事業はプライベートの中にあるので、上記エントリーを書いた時とは前提が大きく変わった。
休むことは以前に比べてより意識を振り向けないとできないことになった。
ただ、体力と気力にも限界があり、持続可能ではないとどこかで途切れてしまう。
結果を出すために何をすべきなのか。
今はそれを追求している。
〜満足度〜
一日終わった時の満足度で比較をしてみよう。
前者の時代、特に入社してから最初の5年は仕事の質と量に自分のキャパシティーを追いつかせるのに必死だった。
一日を終えた時の満足度は低かった。
7年くらいして、進化し続ける仕事に対してコントロールができるようになった。
そして、8年経ったら一日終えた時に、僕は自分のアウトプットに対して満足をしていた。
後者ではどうだろう。
一日終えた後の満足度は極めて低い。
アウトプットの種類も量・質も前者に比べて遥かに大きいにも関わらず、だ。
ふと気がついたのが、目指している山が高いからだということだった。
あそこまで登りたいのにまだこれだけしか進んでいない。
・・・
僕が時間を費やす対象は「仕事」から「事業」に変わった。
そして、僕が感じている時間の流れは以前と比べて格段に速い。
あと、もう一つ。
これだけは間違いない。
今が最高に楽しい!!!!!
それでは、Good Luck!