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起業してから、多くの人に出会った。
時間は1日24時間しかなく、一つでも多くの意味のある出会いに繋げるにはどうしたら良いのか。
その観点で僕が大事だと思うのが"アンテナ"だ。


 一度に多くの人に出会う。


その観点で有効なのはイベントに参加することである。


まずはボリュームを追う手法を試した。数も大事だと考え、最も多い時で2日間で135枚名刺交換をしたことがある。

一方で、あまり自分から動かず、直感が働いた時に話をするという(正確には"アンテナ"=感性に任せる)を追う手法を試した。

結果、自分(事業)にとって意味のある出会いとなるのはどんなに多くの人に会ったとしても、どんなに少ない数の人にあったとしても一つのイベントにつき大体1〜2人だった。


(僕自身の引力の話は一先ず置いておいて。)
不思議だけど、僕としてはなんとなく腹落ちする数字だった。


いうまでもなく、自分(事業)にとって意味のある出会いとは、「興味を持ってもらえるかどうか」そして、「Wilを持ってユーザーになりたいかどうか」に尽きる。

ここで僕が大事にしているのは"Will"だ。

お願いして頼み込むというのは本質からズレる。
お互いに興味があるという双方向性がないと、両者にとって意味のある出会いにはならない。


その観点で、僕は最近無闇に会うのではなく、”アンテナ"を張るようにしている。



一見、非合理的に思えるかもしれない。
でも結構有効だし、恐らく一定レベルでは合理的に説明できる。


"アンテナ"を張るということはみんなやっているはずだ。
例えば、僕はベンチャーに並々ならぬ興味があるので、ベンチャーに関するニュースが自然と耳に入ってくる。無意識のうちに自分で選んでいる。
”子育て”や”銀行”、担当している業界が例えば”エネルギー”であればその情報を(無意識あるいは意識的に)探し、詳しくなる。


付き合う人も右に同じ。
「類は共を呼ぶ」という格言もある。
(ちなみに、英語では”Birds of a feather flock together”)


別の観点では、E=MC2(Eはエネルギー、Mは質量、Cは光速度)とうい式をご存知だろうか?
アルバート・アインシュタインによる特殊相対性理論の帰結の式。
結論だけいうと、「質量があるモノは、必ずエネルギーを持っている」ということらしい。

理論的には、「人にも質量がある。」
従って、「人もエネルギーを持っている」

その人が持つエネルギーを感じることもできるのではないかと僕は思っている。



冒頭に戻る。


”アンテナ”を研ぎ澄ます。
そうすると、自分にとって良い出会い(ヒト・モノ・情報)が増える。
すると、目指す方向に近づく。



そういうことだと思っている。







それでは、Good Luck!