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僕はSNS含めて家族のことを発信することは無いのですが、今回はその話を書きたいと思います。
何故なら、このブログは"起業のリアル"を記録するというテーマで始めたものであり、そこには家族が欠かせないからです。


先日、久しぶりに妻と二人きりで飲む機会がありました。
娘の話や友人の話など、いろんな話をしました。
その中で、こんな一言がありました。
 
「幸せを感じるかどうかは周りとの比較が大きい。旦那がいい会社に勤めていていい暮らしをしている友達が私には多い。だから今の切り詰めた生活には不満は大きくて(僕に対して)もっと愚痴を言いたいこともあったけど我慢してきた。だけど、それでも良いと思える人と結婚できて、かわいい娘がいる。それだけでも凄く幸せだ。

この一言がズドンと来ました。

僕に起業のアイディアが降りてきたのは2013年の1月頃。
妻のお腹に娘が宿ったのが分かった直後でした。
そこから起業したいという話を妻にしました。
紆余曲折があって、実際に起業したのは2015年5月。
起業してから7ヶ月が経ったところですが、実際にはもう3年近く切り詰めた生活をしていることになります。

分かってはいましたが、妻には心身共に僕以上に大きな苦労をかけていたなと。
身重になって出産をして、激動の子育てを経ての今。
夫婦で一緒に子育てをしてきたのですが、やはり女性の負担は男性に比べて比較にならないほど重いです。
初めての出産・子育てで一番不安な時に 、一般的に見たら世間で一番安定していそうな"銀行"を夫が辞めるとか、まぁどんだけ不安で大変だったかと。
そして、それでも幸せだと言ってくれる人と一緒になれたのは僕も幸せだなと。


妻にプロポーズをしたのは2010年の10月。
付き合って9ヶ月目の日でした。
当時、海外赴任の選考が銀行内で進んでいました。
もしそれが決まってから「海外にいくことになったから結婚しよう」というセリフを言うのは、周りの環境のせいにするようで男らしくないなと思い、プロポーズに踏み切ることにしました。
結婚なんてまだまだ先の話だという彼女にプロポーズをするのは勇気がいることでした。
(あぁ、ここで振られたら俺は一生プロポーズできないなとw)
しかも、僕は22歳の時に自分の一生を設計していたので、必ず伝えるワンフレーズを決めていました。

「俺は銀行にずっといる気はない。しかも日本ではなく、将来海外に住んでいるかもしれない。それでもよかったら結婚してほしい。」

僕は銀行員ではなく、一人の人間として一緒になりたいかどうか考えて欲しかった。
そして、その答え通りにすることは言葉にならないほど大変だと思い、妻に感謝しています。
全ては今に繋がっている。
僕は幸せです。


一方、事業の面ではベンチャー企業が必ず辿る曲線でいうデスバレー(死の谷)にまさに差し掛かっているところです。(正確には僕たちはその少し手前の段階ですが)
ここを乗り越えられるかどうかが事業が花開くかどうかの大きなポイント。
デスバレーの大きな制約は当然資金です。

そこで、外部からのエクイティファイナンスを中心とした資金調達について。
これは調達をするのが良い面と悪い面双方あります。
その議論は置いておいて、ベンチャー企業に絞った僕たちの事業はそもそも一般的なVCからの調達は不可能です。ユニバースが小さすぎて投資家にEXITを提供できないからです。
僕はそれが分かっているから、自己資金で勝負をすることにした。
調達をしやすい事業をするわけではない。
やりたい事業が調達に馴染まないからその資本を自分で稼いだということです。
また、デットファイナンスについても、僕のキャリアからいくと手当は可能です。

受託など、本業以外の形でサブキャッシュポイントを作ることも重要です。
ただ、生き残ることにエネルギーが割かれて'リビングデッド=VCにとっては投資の失敗'になるのもまた本質から外れる話。

そう、本質的なポイントは本業の売上です。
事業開始半年を経て、サービスがユーザーに提供できる価値がようやく見えてきました。
サービス自体の改善点は山ほどあるのですが、一番大事なユーザー層のクオリティと熱量が半端ないレベルです。
また、コアユーザーには心から喜んで頂ける価値を届けられています。

そして、僕は本質的には世の中に無料のサービスは要らないと思っています。
逆に言うと"お金を払っても使いたい"とユーザーが思えるサービスにならないのであれば止めた方がいい

ちなみに、会社としてのキャッシュポジションとマネタイズのタイミングは本質的には関係ありません。
ユーザーにとっては関係のない話。
3年を経て、ようやくその真価を問えるところまで来たと思います。
正確には、当初描いていたよりも少し違う絵での形になりそうですが。
近いうちに勝負を仕掛けます。

ここまで来れたのも家族と仲間のお陰。

僕は元来、守りを固めた上で攻めるというバランスを重視したタイプだと思っていました。
今でも守りは固めているつもりですが、側から見たらノーガードでフルスロットで攻めているかなり危ないヤツですね(笑)
僕はある意味全てオープンにしているので、その生き様であったり、生死は多くの人にダイレクトに伝わるかと。
僕たちが生きるか死ぬかその生き様を確と見て頂けると嬉しいです。


弊社、Mi6の経営理念は「一見不可能な使命を最短かつ最高の形で達成する」
言い換えると、"明日死んでも悔いのない生き方する"です。


今日も、その言葉通り大切な命を使って生きたいと思います。







それでは、Good Luck!