bsMOK_turara

ここ1〜2ヶ月くらい、"意識と無意識"について考える機会が多かった。
これはとても大切なフレームワークの一つだと思うので、ここで少しその考察を記述しておきたい。


心理学では、「意識」と「無意識」は、よく海の中の氷山に例えられ、氷山の海面上に出ている1~2割の部分が「意識(顕在意識)」で、氷山の海面下に潜って見えない8~9割の部分が「無意識(潜在意識)」と言われているらしい。

多くの人は、大人になるにつれて意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)の間に膜のようなものを張り、潜在的な欲求をコントロールしようとする。

例えば、組織全員が参加する全体朝礼で、本心(潜在意識)では「この朝礼に出たくないな。」とか「眠い」とか人には言えない欲求を抱えているけれども、社会や組織に適合するために規律を守る。
意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)という両者を認識する時もあるし、認識せずに機会的に行動しているということも感覚的に多い気がする。

家を出てしばらくして「あれっ、玄関の鍵を締めたかな?」と不安になって戻ってみるとちゃんと鍵がかかっていることがたまにある。
これは、無意識下で行動しているが故に、意識を働かせて思い出そうとしてもできない例の一つであろう。

30歳という年齢を境に多くの人が環境の変化に直面していく。
仕事で部下を持ったり、結婚して子供ができたり、体力的な分岐点だったり、その変化は人によって様々だ。
その変化の過程で抑圧してきた"無意識(潜在意識)"が吹き出すことがある。

逆にそこまでの段階で"無意識(潜在意識)"に向き合い、"意識(顕在意識)"と統合していくことで精神的な安定を得ることができる。

このフレームワークは考え方の整理をする上でとても有用なツールの一つだ。






それでは、Good Luck!