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先週ベンチャー経営者と語り合う「X-エックス-」のユーザーほぼ限定パーティを開催した。
開催に至るまでに感じたことを書き記したい。


X-エックス-はオンラインでベンチャー経営者と魂と揺さぶる人財をマッチングするサービスである。
然し、ユーザー間の交流促進を更に加速するために構想段階からリアルのパーティを並行して開催する計画だった。

現段階で登録頂いているユーザーの方々は両サイド一人一人魅力的な方々であるが、
オンラインだけで「会う」段階まで行くのは一つハードルがあると考えていた。
然し、一度名刺交換をしたり話を軽く交わしているだけで格段に会うハードルは下がるはずだ。

X-エックス-が重視するのはクオリティの高い時間なので毎回20名程度に人数を抑えたかった。
また、副次的な効果としてベンチャー経営者同士の交流も期待できる。



 開催を決めたのは1ヶ月前の6月の終わり。
その時点でユーザー総数が20名を超えた規模感だったので、ここで20名を集めるのは無謀な賭けではあった。
然し開催まで一ヶ月あることに加え、常に先手を打っていかないと初速は上がらない。

案内をすると比較的すぐに10名近くの方が参加表明をしてくれた。
然し、忙しい方々なので出入りがあり、開催日10日程前には7名まで人数が減っていた。

その時点で全てのユーザーに個別にも連絡をし、これ以上は難しいことが分かっていた。
然し、せっかく参加表明をして下さっている方がいるのでなんとか人数を集めて開催したい。



では、どうするか?




次の手として、ポテンシャルユーザーに声がけの範囲を拡げることにした。
但し、当初のコンセプトであるユーザー限定パーティに近づけたい。
そこで、X-エックス-のvisionを理解し、共感をして頂くというステップを踏んだ方にのみ声がけを拡大するということにした。
(既に参加表明いただいている方には個別で了承も頂いた)


そうして、参加者の方がポテンシャルユーザーを募って下さり、人数が徐々に拡大。
開催日までに総ユーザー数も40名近くまで増え、上限に近い17名での開催ができた。

開催直前に当初予定していたスピーカーの4名の内2名が参加出来なくなるという
こともあったが、他の参加者のご協力で乗り越えることができた。



当日は猛暑日にも関わらず、部屋のエアコンが思ったより効かなかったこともあり、
文字通りアツい会となった。
新たな時代を創っていく17名の方のエネルギーが重なり、高揚感を肌で感じる空間だった。







X-エックス-の歴史の一ページが刻まれた瞬間だった。







ちなみに、このユーザー限定パーティのタイトルを「車座」という名前にしている。
車座とは「多くの人が輪状に内に向かい合って座ること。」を意味する。
参加者全員で一つの円を作り、一つになれる空間を創るという意図を込めた。

僕たちにとってはすごく重要な最初の一歩だった。
一事が万事。
某アスリートの言葉通り、諦めずに一歩一歩階段を登ることが、とんでもないところに到達するただ一つの道のはずだ。







それでは、Good Luck!





P.S.
「車座」で最後に話したエピソードについても少し触れたい。

「車座」開催日のちょうど一年前の今日、弊社CTOである鍵山から「重大な報告があります」と連絡がきた。

僕「どうした?」
鍵山「今、会社辞めました」
僕「(内心流石にびっくりしたけど、)おめでとう!でもどうして?」
鍵山「長期のプロジェクトにアサインされそうになったんですが、ここで仕事を受けるとしばらく川元さんと一緒に仕事が出来ないと思って、辞めました。二人で一緒にやりたいのでバイトしてでもやります。」

会場となった"あて 煮込 肴"@市ヶ谷はその日に二人で記念して杯を交わした思い出の店でした。
参加者の方々にはご足労頂き、且つ一緒に会を創って頂き、ありがとうございました。
未熟な点もあったかとは思いますが、次回に繋げて改善して参ります。