シンガポールでの”修行”


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2016/5/20-22まで弾丸でシンガポールに出張した。
熱気が冷めない内に僕が体感したことを書き記しておくことにする。

そもそも今回シンガポールに来ることになったのは3月とある起業家との出会いからだった。
彼に会った瞬間に、「黙ってシンガポールに来てください。来れば分かる。」と言われて参加を決めた。

開催されたのはクローズドな会合。
起業家・Mr.Hardthings、マーケティングのプロフェッショナル、日本の経済史の1ページを刻むディールを行ってきた企業再生のプロ、プライベートバンカーのレジェンド、銀行からベンチャー企業でチャレンジをする方、学生時代からベンチャー企業の創業メンバーとして活躍する方、不動産投資のスペシャリスト、マレーシアでECサービスを立ち上げた起業家、シンガポールで独立系事務所を立ち上げた会計士、ベンチャー企業の海外拠点を一人で立ち上げた方・・・
総勢20名の会。

人と出会った時に浮き足立つ感覚を覚えたのは久しぶりだった。
剣の鍔迫り合いをして歯が立たない。
一人の人間として修行が足りないと感じた。


一方で、僕たちが目指す方向が間違っていないという確信も得られた。

人生においては、
必要な時に
必要な人に出会う

”求めよ、さすれば道は開かれん”
(過去のエントリー”脳は考えたことを実現する臓器である”に通じる)


そんなことを感じました。


そして、ここまで多くのパワーをこの国と人から得られたのは異国の地で開催していることが大きいことも肌で感じました。


このご縁が参加した方々一人一人にとってきっと多くのプラスに繋がるはず。
そして、僕たちも多くの価値を生んでいきたい。
鶴丸さん、ありがとうございました。





 

メガバンクから起業して変わった8つのこと

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今日で三井住友銀行を辞めて丸一年。





"生かされている"







この一年を一言で言うと、この言葉に尽きる。
ユーザーの方々、応援してくれる人達、仲間、家族全ての人に感謝しかない。
皆様、本当にありがとうございます。
これからも頑張ります。 

事業の中身の話はサービスローンチ一年に譲るとし、今日は生活や意識の面で起業する前後の変わったことに想いを巡らせてみたいと思う。

 

【8つのことまとめ】
1.毎日が楽しくなった!
 
この世に無いサービスを一から創る。
1人1人とユーザーが増える。
輪が広がる。
こんな面白いことは他に無い。
これに尽きる。


2.お金が無いと何も出来ない!

上記と対極に位置することだけど、お金が無いと何も出来ない。
1年くらいやって行けるお金を貯めたけど、課金開始の直前で現実を目の当たりにして感じた。
僕らは受託はやらずにvision一本で走ってきた。
当たり前の話だけど、ガソリンが無いと走れなくなる。
ここは良くデスバレーと呼ばれています。
意外とデスバレーを走るのも楽しいです。
 

3.給与の有り難みが初めて分かった!

起業すると自分で稼がないとお金はどこからも出てこない。
しかも、ベンチャーサービスとなると世の中に無い新しいものを創るわけだからそれをお金に変えるのは難しい。
仮に毎月成果が出なくても給与がもらえる立場というのは額に関わらず有難い話だということを痛感した。
会社員で稼げるようになると給与がこんなもんかなんて想いが一部出てくるが、経営者と従業員は違う。
これは起業しないと分からないことだと思った。 
こういう経験はお金では買えない。
 

4.想定外のことが起き、結果仲間の結びつきが深くなった!

僕もある程度ストレスケースを想定して起業したが、起業当初に仲間が倒れるというのは想定外だった。
途中で一人になって途方に暮れたが、精神的に強くなれた。
信じて支えて、実は支えられていて信じてもらっていて、そして仲間が戻ってきた。
こんなに嬉しいことはない。 
 

5.人付き合いの幅が広がった!

今まで知り合うことの無かった人と数多く出会った。
正確にカウントしていないけど単純に1千人以上の人と 新しく知り合い、中にはとても密度の濃い時間を共有できている人もたくさんいる。
人生は誰と付き合うかで幅も深みも変わってくる。 
 

6.人の深みが見えることが増えた!

起業して看板がなくなると、一人の人間として勝負するしかない。
サービスを信じて使ってくれるだけでとても有難いことだ。
そこに人間の度量が垣間見える。
そして、もっと深いのはお金が関わる時だ。
そこで感動するような決断をしてくれる方がたくさんいた。
将来のポテンシャルも含めた期待値に投資してくれるユーザーの方々に
報いたいと思った。 
 

7.肩凝りが無くなった!笑

これは地味に大きな変化。
銀行員時代は肩こりがひどくて毎週整骨院に通っていたくらいだった。
起業してから嘘のように肩こりが無くなった。
通勤電車に乗らない、スーツを着ないなど生活面での違いがとても大きい。
毎朝、娘を保育園に送ることもでき、たまに迎えにも行けるなど人間的な生活ができるようになった。
一方で24時間365日事業のことを考えていて、睡眠時間も大幅に短くなっているのでそこは改善していきたいポイントだ。 
 

8.日々、感謝!

冒頭にも述べたが、多くの人に支えられてなんとか生きている。
いや、生かされているといった方が相応しい。

家族
1年間実質無収入でチャレンジすることを支えてくれた。
事業から良い意味で離れさせてくれる娘、
子育ても含めてサポート・心遣いしてくれる両親、
そして、我慢して支えてくれる妻をリスペクトすると共に感謝しかない。

仲間
同じvisionを見て走ってくれる。
苦しい決断もしてくれて、時には厳しい助言もくれる。
常に気遣って下さるメンター・応援者の方々も含めてチームだと思ってます。
感謝しかありません。

ユーザー&応援してくれる方々
最初は誰も知らない・この世になかったサービス。
それを信じて使って、広めて、投資して下さり感謝しかありません。
ここまで深く関われたのもご縁だと思っています。
ぜひ、ここから世界を一緒に変えていきましょう。


この世に生を受けたからには果たすべき使命が必ずあると僕は思っている。
起業したのは一人の人間の思い込みかもしれない。
ただ、もう少し事業を続けても良いという信任を多くの人に受けた。
僕はこの使命を全うしていきたい。

日々、関わって下さる全ての方に感謝を込めて精進していきます。
ありがとうございます。


 



伸びるベンチャーと伸びないベンチャーの境目とは?

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まずもって、ベンチャー企業とはなんだろうか?


ベンチャー企業とは、"誰も見たことがない新しい世界"を創る会社だと僕は定義している。

正確にはこうだ。
「革新的なプロダクト・サービスにより新しい世界を創り続ける起業家精神を持った企業」




では、冒頭のタイトルに戻ろう。
この問いに対する答えとはなんだろうか?

Y CombinatorのSam Altmanのブログにそのヒントが潜んでいる。



ベンチャー企業であるからには成長しなければならない。

でも、その前に一体自分たちは何を何のためにやっているのか考え抜く必要がある。
そして、その上で誰かに愛されるサービスを創る必要がある。
成長にフォーカスすべきかどうかはこの問いにYesと答えられるかどうかで決まる。

 "do any users love our product so much they spontaneously tell other people to use it?"  
(勝手に他の人に薦めてくれるほど、愛してくれるユーザーはいるか?)

http://blog.samaltman.com/before-growth



2015年6月、X-エックス-という新しいサービスをローンチして8ヶ月が経とうとしている。
招待制、しかも"対面"というハードルを課してこのサービスを始めた。
Webアプリというインターネットテクノロジーを使いながら、ユーザー獲得においてはそのリーチを捨てた。
対面の中にもルールを課し、'決して登録をお願いしない'ことにしている。
「visionに共感して使いたいと思って下さったら、ぜひ喜んで使って下さい。」
ユーザーのWillを大事にしているのだ。


この段階でユーザー総数は130名に迫る勢いだ。
その内、既存ユーザーからの直接・間接の紹介が半数以上を占める。
(ユーザーの皆様に大変感謝しております。)

僕たちは既存のユーザーにネクストユーザーの紹介をお願いすることをほとんどしていない。 
(良いか悪いかは置いておいて。本当はもうちょっとやるべき。)
ただ、それでも自然とユーザーが新しい方をご紹介下さっている。


成長にフォーカスすべきかどうか?
その答えは自と出ている。



 "do any users love our product so much they spontaneously tell other people to use it?"  
(勝手に他の人に薦めてくれるほど、愛してくれるユーザーはいるか?) 




初期段階のベンチャー企業として、この問いに答えられるかどうか。
それが、伸びるベンチャーと伸びないベンチャーの境目だろう。







それでは、Good Luck! 






P.S. 
ブログ開設から1年を迎えるに辺り、今週で定期更新を終了します。
今後は不定期で更新をしていく予定です。

今月末からX-エックス-では課金を開始する予定です。
大変アグレッシブなビジネスモデルであり、この挑戦がどうなるかは分かりません。

ただ、そこに賭ける価値はある。


結果が楽しみです。

 
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